米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は1日、米インターネット通販大手アマゾン・コムが、米国の主要都市で数十店の食料品店を開くことを計画していると報じた。実店舗での販売を強化するのが狙い。早ければ今年末にもロサンゼルスで1号店を開く。
新たな食料品店は、アマゾンが2017年に買収した米高級スーパー、ホールフーズ・マーケットと競合しないように、より安い価格の商品を提供するという。
サンフランシスコやシアトル、首都ワシントンなどのショッピングセンターでも食料品店を開く交渉をしている。
アマゾンは食料品店の拡大に向け、地場で多数の店舗を展開する食料品店チェーンの買収も検討しているという。(共同)