聴覚障害者の不便さを体験 ドコモがイベント

 3月3日の「耳の日」にちなみ、NTTドコモは1日、加齢や障害による聞こえ方の違いを知るイベント「33(みみ)展by For ONEs」を六本木ヒルズ(東京都港区)で開催した(3日まで)。また、聴覚障害者らに向けたスマートフォンの通話サポートアプリ「みえる電話」の提供も1日から始めた。

 「みえる電話」は、ドコモ利用者を対象とした無料サービス。アプリをスマホやタブレットにダウンロードしておくと、通話の際に相手の言葉をリアルタイムで文字に変換して画面に表示する。また、文字を入力すると通話相手には音声で伝わる。

 イベントでは同アプリを使った落とし物案内のオペレーター疑似体験や耳年齢チェック、聴覚障害者の日常の不便さを紹介する動画上映が催された。