ピーチ、バニラと「結婚式」経営統合前に

飛行機の模型を交換するピーチ・アビエーションとバニラエアの客室乗務員
飛行機の模型を交換するピーチ・アビエーションとバニラエアの客室乗務員【拡大】

  • 結婚式を模したイベントで、指輪の代わりに航空機の模型を交換するピーチ・アビエーション(左)とバニラ・エアの客室乗務員=1日午前、大阪市
  • ピーチ・アビエーションが大阪市内で開いた7周年を記念するイベント=1日

 格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションは1日、就航7周年を記念したイベントを、大阪市中央区のなんばスカイオで開いた。平成31年度中に同業のバニラエアと経営統合することを祝い、両社による“結婚式”が行われた。

 記者会見で、ピーチの井上慎一最高経営責任者(CEO)は「バニラエアを仲間に加えることになり、初めて客室乗務員がそろい結婚式を行う。より鮮やかに、アジアと日本の懸け橋を描きたい」とあいさつ。両社の客室乗務員が登壇し、指輪の代わりに飛行機の模型を交換した。

 両社は、2020年に東南アジアなどへの中距離国際線を就航させる計画。井上CEOは「アジアのリーディングLCCを目指し、バンコク、シンガポールあたりからも、より多くの外国の皆さまを関西にお連れしたい」と話した。