スタバ、国内初の店内焙煎の高級店28日開業 東京・目黒

「スターバックス リザーブ ロースタリー東京」の報道陣向け内覧会=27日午前、東京都目黒区(宮川浩和撮影)
「スターバックス リザーブ ロースタリー東京」の報道陣向け内覧会=27日午前、東京都目黒区(宮川浩和撮影)【拡大】

  • 「スターバックス リザーブ ロースタリー東京」プレスカンファレンス内覧会=27日午前、東京都目黒区(宮川浩和撮影)
  • 「スターバックス リザーブ ロースタリー東京」プレスカンファレンス内覧会=27日午前、東京都目黒区(宮川浩和撮影)

 スターバックスコーヒージャパンは27日、東京都目黒区に28日に新たに開業する高級店「リザーブ ロースタリー東京」を報道陣に公開した。店内で焙煎(ばいせん)したコーヒーやアルコール類などを提供し、高品質を武器にブランド力を高め差別化を図る狙い。

 新店舗はコーヒー豆の焙煎設備とカフェが一体化した新形態で、米シアトル、伊ミラノなどに次ぐ世界5番目の出店となる。国内では初出店で、スターバックスコーヒージャパンの水口貴文最高経営責任者(CEO)は「チャレンジの象徴だ」と述べた。

 新店舗の設計やデザインは建築家の隈研吾氏らが手掛け、外観に明るい色目のスギを用い自然との融合を目指した。敷地面積約3千平方メートル、4階建ての店内はコーヒー豆を保存する高さ17メートルの貯蔵庫を吹き抜けに配置。1階をカフェとし、2階ではさまざまなお茶を提供。3階ではカクテルなどアルコール類も楽しめるようにした。

 スターバックス・カンパニーのケビン・ジョンソン社長兼最高経営責任者(CEO)は「(新店舗を通じ)スターバックスのブランドをさらに大きくしていく」と意気込みを語った。