【業界団体だより】京遊協、2018年度の寄付・助成金贈呈式を開催

継続支援で寄付金額は累計9億円目前に。全日本社会貢献団体機構の第13回社会貢献大賞に選ばれた
継続支援で寄付金額は累計9億円目前に。全日本社会貢献団体機構の第13回社会貢献大賞に選ばれた【拡大】

 京都府遊技業協同組合(京遊協、理事長・白川鐘一氏)と、同組合を母体とする公益財団法人京遊連社会福祉基金は11月29日、京都市中京区のANAクラウンプラザホテル京都で2018年度の寄付・助成金の贈呈式を開催。約150人が出席した。京遊協と同財団は毎年、京都府、京都市などの自治体と各種福祉団体などに対する社会福祉事業の支援として寄付・助成金を贈呈するもの。

 今年は京遊協から「京遊協おこしやすパチンコ・パチスロファン感謝祭」の開催時に各ホールから拠出された社会貢献協賛資金を基に、社会福祉法人長岡京市社会福祉協議会「きりしま苑」に車いす利用者のための送迎用普通自動車購入資金を支援したほか、同青年部会はチャリティーゴルフの収益金を基にNPO法人「就労ネット宇治」等3団体に施設整備費用を寄付。さらに財団から京都市と19の福祉団体などに総額1431万円を寄贈した。また、来春開催の全国車いす駅伝競走大会実行委員会にも支援を行う予定で、財団発足以来の累計寄付金額は8億7469万5608円にのぼる。白川理事長は「歩みを止めない」と、継続実施に意欲を見せた。