【業界団体だより】PCSA、臨時社員総会と公開経営勉強会

薄利でも成り立つ経営環境の実現を強調するパチンコ・チェーンストア協会の加藤英則代表理事
薄利でも成り立つ経営環境の実現を強調するパチンコ・チェーンストア協会の加藤英則代表理事【拡大】

 パチンコ・チェーンストア協会(PCSA、代表理事・加藤英則氏)は15日、東京都千代田区のTKPガーデンプレミアム神保町で「第17期第2回臨時社員総会」と「第66回PCSA公開経営勉強会」を開催した。

 あいさつで加藤代表理事は、新規則対応機が市場で稼働し始めたことに言及し、「結果を見ていくと、稼働は好調を示している」と評価。一方で、「客単価は以前の遊技機に比べてかなり低下している」と指摘。この状況について、PCSAが目指す“パチンコを日常の娯楽にする”ことに合致していると歓迎しつつ、「客単価が減るということは収入も減る。そのような環境下で経営を成り立たせていくためには、ありとあらゆるコストを、改善ではなく改革的に見直していかなければならない」と経営への意識改革を呼び掛けた。

 また総会後の公開勉強会では『「法律ハンドブック2018」事例解説と出版により明確になった業界課題と解決の方向性』をテーマにパネルディスカッションを開催。同書の監修を務めた三堀清弁護士や、編集に携わったPCSA法律問題研究部会のメンバーが解説に当たった。