新CM発表会で登壇した里見治紀セガサミーホールディングス社長と広末涼子さん【拡大】
セガサミーホールディングス(東京都品川区)は10月24日、東京都渋谷区の恵比寿ガーデンプレイスで韓国・仁川の統合型リゾート(IR)「パラダイスシティ」の新CM発表会を開催。当日はCMのイメージキャラクターを務める女優の広末涼子さんが来場し、同施設の魅力をアピールした。
広末さんは今回のオファーについて「CMの絵コンテをもらったとき、女性としてすごくワクワクするドラマチックなイメージを抱いた」と印象を披露。完成した作品に関しては「最近はストーリー性のあるものやドラマチックなものが少なくなっていると思うなか、高級感を含めとてもすてきなCMに仕上がっている」と評価した。ちなみにCMのコンセプトは「生まれ変われる舞台がある」。CMはパラダイスシティの主要施設でそれぞれのイメージに合わせたドレスを着て撮影したという。
2019年上半期には、ファミリー向けエンターテインメント施設であるワンダーボックスの開業を控えており、広末さんは「今度は家族で来たい」とコメント。加えて「こんなに近くですぐに行ける、非日常を体験できる施設は他にないと体感して思った。“生まれ変われる舞台”で特別な時間を家族や恋人、友人と過ごしていただけるとうれしい」と、その魅力を伝えた。
セガサミーホールディングスの里見治紀代表取締役社長グループCOOは、IRの全容が整ったパラダイスシティのさらなる周知を図るにはプロモーションが必要ということで、真っ先に名前が挙がったのが広末さんだったと告白。より多くの女性がパラダイスシティに訪れてくれることを望むなか、広末さんには「母親である優しさ、女性として凜とした美しさがある」と述べ、イメージキャラクターとしてふさわしい魅力の持ち主であることを強調した。
パラダイスシティは、セガサミーホールディングスと韓国パラダイスグループ(ソウル市)が設立した合弁会社であるパラダイス セガサミー(韓国・仁川広域市)が運営する韓国初のIRで、17年に開業。芸術とエンターテインメントの融合である“アートテインメント”をコンセプトに、施設内のあらゆる場所にアート作品を配置した上質な空間と日本流のおもてなしを取り入れたサービスで、開業以来、訪れる多くの人々から高い評価を獲得している。
同IRは今年9月以降、1-2期事業として開発を進めてきた各施設が次々にオープンするなど、魅力的な施設へと進化を遂げつつある。