プラごみ削減 外食、プラ製ストロー廃止は大きな流れに、レジ袋有料化には静観 (1/2ページ)


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 政府が脱プラスチックを急ぐ中で、外食や小売業なども対応を迫られている。ファミリーレストランなど外食各社は、プラ製ストローの廃止に向けて動き出した。ただ、レジ袋有料化は一部で既に導入されており、コンビニエンスストアやスーパー各社は静観の構えを見せる。

 平成32年をめどにプラ製ストローの廃止を目指すファミリーレストラン大手のすかいらーくホールディングス(HD)は、12月に傘下の「ガスト」でドリンクバーのストローを廃止するなど先行する。

 ドレッシングの製造販売やパスタなどのレストラン41店を手がけるピエトロも、ストローや持ち帰り容器、フォークなども含めプラスチック製品の使用を32年をめどに原則取りやめる。4月に設置したCSR推進室で検討を進めてきたが「大手(ファミレス)が廃止に動く中、この流れは止めることはできない」(幹部)という判断だ。

 外食では今夏に米スターバックスと米マクドナルドがプラ製ストローの廃止を決め、日本国内でも一気に外食各社で廃止の機運が高まった。セブン&アイ・フードシステムズは11月からデニーズのドリンクバー設置店舗のうち40店舗でプラ製ストローの提供をやめるほか、大戸屋HDも11月から直営6店で試験的にストローを撤去する。

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