コインランドリーに参入続々 ツルハ、ファミマなど流通大手も併設店展開 (1/3ページ)

オザックスがコンサルティングした大型コインランドリーの店舗=大阪府箕面市
オザックスがコンサルティングした大型コインランドリーの店舗=大阪府箕面市【拡大】

 コインランドリーが急増している。共働き世帯が週末に車などで来店し、まとめ洗いするニーズが高まっているためだ。業界大手のmammaciao(マンマチャオ、横浜市都筑区)は7月にドラッグストアチェーン店舗数で最大のツルハ(札幌市東区)とフランチャイズ(FC)契約し、流通業との関係強化を図る。8月には累計500店舗を達成した。一方、小売業向け業務用資材のオザックス(東京都千代田区)も新規参入し、9月末に直営店をオープンするほか、10月以降FC展開に乗り出す。

 ファミリー層に人気

 マンマチャオは昨年10月に400店舗目を出店、以後10カ月間で100店舗を増やし、500店舗を達成。2020年12月には1000店舗を目指す野心的な計画を立てている。

 8月にオープンした500店舗目はコンビニエンスストア、ローソンの併設店(兵庫県川西市)。ツルハとの提携では、ツルハドラッグ東札幌店(札幌市白石区)の敷地内に1号店をオープンした。ツルハは大型店の駐車場の好立地を選び、周辺住民への新サービス提供で地域に貢献する狙いもある。FC展開を加速したいマンマチャオと思惑が一致した。

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