遊技機の製造・販売を手掛けるニューギングループ(名古屋市中村区)は15日、熊本県上益城郡益城町のグランメッセ熊本で開催された被災地復興イベント「GAMADASE KUMAMOTO 2018」(ガマダセクマモト2018実行委員会主催)に特別協賛した。
野外特設ステージでは、同グループがリリースする遊技機の人気タイトル「花の慶次」シリーズの楽曲に携わる空手家の角田信朗氏とシンガー・ソングライターの大西洋平氏によるステージを展開。角田氏が「よっしゃあ漢唄」「我無想」、大西氏が「漢の喧嘩 美しく」を熱唱した。
また、フォトブースを設置し、「真・花の慶次」の大型イラストと、9月に開催される熊本国際漫画祭のメインビジュアルである原哲夫氏が描いた加藤清正公の大型イラストをバックに写真を撮るスポットを設置。さらに、角田・大西両氏と熊本城おもてなし武将隊による会場練り歩きなどが行われるなど、イベントを盛り上げた。「GAMADASE KUMAMOTO 2018」は14、15日に開催され、初日は悪天候にもかかわらず1万人が来場。2日目には天候も回復し、グランメッセ熊本の最高集客数となる1万5000人が来場した。
ニューギングループは“被災地の方々に笑顔を届けたい、2年前のあの日を忘れない”との思いの下、東北での復興支援活動「Buy!TOHOKU」プロジェクトに続いての参加となった。
一方、パチンコホールを全国にチェーン展開するダイナム(東京都荒川区)も被災地支援に積極的かつ継続的に取り組んでいる。この4月にも東日本大震災に関する復興支援の一つとして、17年9月1日から18年2月28日の間、全国の店舗の来店客に協力してもらった玉・メダル相当額250万円を岩手県陸前高田市へ寄付した。
11日には、陸前高田市役所で、戸羽太市長、認定NPO法人桜ライン311の岡本翔馬代表理事、同社の藤本達司社長ら出席の下、目録贈呈式と復興状況についての意見交換を行った。なお、12年3月から今回までの東北3県への寄付金合計は6億1200万円に上る。
熊本地震の復興支援に対しても、同期間に全国の店舗の来店客に協力してもらった玉・メダル相当額1311万4831円を熊本県へ寄付。18日には熊本県庁で目録贈呈式を行った。熊本県への寄付は、16年4月から今回までの累計で7212万9009円。
同社はこれからも来店客の協力の下、災害復興支援を継続していくとしている。