マルハン、車椅子の寄贈350台に プルタブ収集活動12年目

 マルハン(京都市上京区)は12日、2017年度に全国のマルハンで収集したプルタブ約320万枚を車椅子2台に交換し、マッチングとして購入した車椅子4台を合わせた全6台を営業店所在地域の福祉施設へ寄贈した旨、発表した。同社におけるこの活動は今年で12年目を迎え、本年度寄贈分を合わせると累計350台の車椅子を全国の施設に寄贈している。

 同社は今後も、マルハン各店舗の来店客をはじめ、パチンコ・パチスロをしない人々にも「マルハンがあって良かった」と思ってもらえるよう、企業・従業員ともに社会が持つさまざまな課題解決に注力。今後も良き企業市民として地域貢献活動に努めることで、社会への責務を果たしていくとしている。

 マルハンのプルタブ収集活動は、マルハン美しが丘店(北海道)が近隣の小学校からの依頼でプルタブ収集を始めたことがきっかけで始まった。これが北海道営業部全体での取り組みへと広がり、06年に全社での取り組みとなった。

 毎年1月から12月までに各営業店で収集したプルタブを、一般社団法人環公害防止連絡協議会を通して車椅子に交換し、マッチングとして購入した車椅子を合わせて、車椅子を必要としている各施設へと寄贈している。

 日本遊技関連事業協会(会長・庄司孝輝氏)は、3月8日に自己申告・家族申告プログラムを導入した2075店舗を対象にアンケートを実施。このほど、その結果を発表した。回答は2062店舗(回答率99.4%)で、そのうち遊技客からの申込人数(3月6日現在)は、73人だった(累計申込人数78人)。(ニュース提供・LOGOS×娯楽産業)