【業界団体だより】全日遊連、依存対策などさらなる健全化推進

全日遊連の理事会後の記者会見。遊技産業の持続可能な成長を目指した取り組み強化を確認した
全日遊連の理事会後の記者会見。遊技産業の持続可能な成長を目指した取り組み強化を確認した【拡大】

 全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連、理事長・阿部恭久氏)は14日、東京都港区の第一ホテル東京で3月定例全国理事会を開催。理事会後の記者会見には、阿部理事長、佐藤孔一副理事長、大野春光副理事長、片山春雄専務理事が出席した。

 理事会冒頭のあいさつで阿部理事長は、2月23日に業界6団体およびオブザーバー8団体による依存問題対策推進会議を開催した旨、報告。また、ぱちんこ依存問題相談機関であるリカバリーサポート・ネットワークを“業界における依存問題対策の柱”と位置付け、「いまや業界のみならず、関係行政、社会においても大変重要な機関となっている。同機関の安定的な活動を支援することは私たちにとって重要な責務だ。そうした取り組みが行政や社会からの遊技業界に対する評価につながる」と強調するとともに、さらなる協力を呼び掛けた。

 なお、理事会協議では、2月1日に改正規則が施行されたことを受け、依存対策と射幸性の抑制に向けた積極的対応をはじめ、より多くの人が手軽に楽しめる大衆娯楽としてさらなる健全化への取り組みを再確認した。