ハーレーダビッドソンが新モデル 街乗り快適、若年層に照準

ハーレーダビッドソンの新モデル「アイアン1200」を紹介する日本法人のグレッグ・ウィリス社長(右)=23日、東京都江東区
ハーレーダビッドソンの新モデル「アイアン1200」を紹介する日本法人のグレッグ・ウィリス社長(右)=23日、東京都江東区【拡大】

 米大手二輪車メーカー、ハーレーダビッドソンの日本法人(東京都新宿区)は23日、同日開幕した国内最大の二輪展示会「東京モーターサイクルショー」で、大型バイクの新モデル2車種を公開した。都会の街乗りに適したタイプなどを投入し、若年層の開拓に弾みをつけたい構えだ。

 主力の「スポーツスターファミリー」シリーズに排気量1202ccの高出力エンジンを搭載した2車種を追加。「アイアン1200」は加速性能を高めたほか、加速時に座る位置がずれない形状のシートを採用するなど街中を快適に走れるようにした。

 さらに、レトロ調のデザインの「フォーティーエイトスペシャル」も用意した。アイアン1200の希望小売価格は136万6200円から。今春から国内で注文を受け付ける。

 日本法人のグレッグ・ウィリス社長は「中型バイクからステップアップしたい若者に魅力を伝えたい」と述べた。