中谷元衆議院議員(右)に提言書を渡すRCPGの西村代表【拡大】
一般社団法人RCPG(代表理事・西村直之氏)は1日、「ギャンブル等依存症対策基本法案に対するRCPGの提言書」を与党ギャンブル等依存症対策の法制化に関するワーキングチーム座長の中谷元衆議院議員や国際観光産業振興議員連盟(IR議連)幹事長の岩屋毅衆議院議員らに提出するとともに公表した。
RCPGは統合的な学術的知見に基づき、ギャンブル等依存問題に対する必要かつ適正な対策を行うことを目的に専門家らで組織する団体。「ギャンブル等依存症」という政治用語が国民に混乱されて理解されることがないよう、次の3点を提言した。
(1)「ギャンブル」という用語を用いるべきではなく「ギャンブリング」または「ゲーミング」という用語を用いるべきである。(2)「ギャンブル等依存症」という用語を用いるべきではなく、「ギャンブリング障害対策」「ギャンブリング関連健康障害対策」「問題ギャンブリング対策」等の呼称を用いるべきである。(3)ギャンブル等依存症対策推進基本計画および都道府県ギャンブル等依存症対策推進計策定において「レスポンシブル・ゲーミング(責任あるゲーミング)」の考え方を明文化すべきである-。