ユニー・ファミマとドンキホーテ、共同新業態1号店あす開店

新業態の1号店「MEGAドン・キホーテUNY大口店」(横浜市)
新業態の1号店「MEGAドン・キホーテUNY大口店」(横浜市)【拡大】

 資本・業務提携したユニー・ファミリーマートホールディングスとドンキホーテホールディングスは21日、共同開発した新業態の1号店「MEGAドン・キホーテUNY大口店」(横浜市)を報道関係者に公開した。ユニーの調達力を生かした生鮮食品、ドンキが得意とする日用品や雑貨類を取りそろえて23日に開業。地域最安値を目指す。

 従来の総合スーパーとは一線を画す総合ディスカウントストアと位置付ける。神奈川、愛知、三重の3県で、大口店を含む計6店を3月末にかけて順次オープンする。

 大口店は、ユニーの総合スーパー「ピアゴ大口店」を改装した。主に衣料品を扱っていた1階は、食品に次ぐ集客の柱として期待する日用品や化粧品を並べる。2階は玩具やスポーツ用品などを扱い、地下1階の食料品コーナーは子育て世代を意識して精肉売り場や菓子売り場を広げた。

 営業終了時間は午後9時から翌日の午前2時まで延長。商品数は約7万点と改装前から2割増やし、テナントを除く直営部分の売上高は5割増を目指す。ユニーの佐古則男社長は「楽しさを感じられる売り場づくりに取り組みたい」と話した。