大饗裕記理事長。組合員企業の働き方改革、さらなる流通の健全化を推進【拡大】
回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商、理事長・大饗(おおあえ)裕記氏)は1月22日、東京都文京区の東京ドームホテルで関東・甲信越支部新年研修会を開催した。新年最初に行われる全国支部単位で実施する研修会で、実務の情報共有にとどまらず、持続可能な産業の成長に向けた知識を得る場としても機能している。
研修会の開催に先立ち、大饗理事長があいさつ。改正規則施行後に登場してくる新規則機を取り巻く状況や、販売会社の業の確立などについて述べた。
まず、パチスロの新規則機については「レギュレーション説明を回胴式製造業者連絡会で行い、全てのメーカーが足並みをそろえていこうとしている」と報告。より多くの人々を魅了する遊技機の登場に期待を寄せた。また、労働環境の改善についても言及。夜間労働の緩和をはじめ、遊技業界における販売会社の働き方改革を進めていきたい考えを示した。
一方、組合における各委員会の活動報告では、遊技機流通・管理のさらなる健全化に向け、リサイクル管理票の義務化と様式の見直しを行うことなどが伝えられた。