日本遊技関連事業協会(日遊協、会長・庄司孝輝氏)は11日、東京都千代田区のグランドアーク半蔵門で新年初となる定例理事会ならびに新年会を開催した。
あいさつで庄司会長は「過去2年間、遊技機の撤去で大変な思いをした」と振り返るとともに「今年は国会の場でギャンブル等依存の問題がピークを迎えると思われる」と指摘、「既に取り組んでいるし準備しているが、今後対応しなければいけないものもあると思う」との見方を示した。
また、2月1日からの風営法施行規則等の改正については「新たな遊技機が出やすい、営業に使える環境づくりに団体加盟の横断的な場を通して連携し提案していきたい」と意欲。さらに同協会が来年、30周年を迎えることに触れ、「これを契機に2021年の業界の新たな姿を提言していきたい」と強調。設立30周年記念事業として“遊技産業の在り方懇談会の発起”や“遊技業界データベースを集めた白書の定期発行”を掲げた。
理事会の報告事項としては「21世紀会依存問題対策推進会議の審議状況」「遊技機の市場シフト対応」「受動喫煙対策の状況について」など、伝えられた。