「空港ガチャ」日本海側で初登場 新潟空港

新潟空港の2階に設置された「空港ガチャ」=16日、新潟市東区(松崎翼撮影)
新潟空港の2階に設置された「空港ガチャ」=16日、新潟市東区(松崎翼撮影)【拡大】

 新潟空港(新潟県新潟市東区)の2階にある国際線搭乗口の待合室近くに、外国人観光客らに人気のカプセル入り玩具の自動販売機「空港ガチャ」がお目見えした。全国の空港で5カ所目、日本海側では初めてという。

 大手玩具メーカーのグループ会社、タカラトミーアーツ(東京都葛飾区)が待合室近くのロビーに1台当たり2つの販売ボックスを備えた41台の自販機を設置し、16日に稼働を始めた。顎がしゃくれていたり、寝ているポーズの動物のフィギュア、人気アニメの玩具などが100~500円で購入できる。

 キャッチコピーは「あまった小銭をオモチャに!」。新潟空港はロシア人観光客の利用が多く、日本語と韓国語、中国語に加えてロシア語でも表記した。

 同社によると、空港ガチャの売り上げは通常の売り場よりも3~5倍多いという。事業企画課の有賀(あるが)美紗代専門課長は「外国人だけでなく、地元の皆さんにもさまざまなガチャを楽しんでほしい」と話している。