米アップルの新型スマートフォン「iPhoneX(アイフォーンテン)」の予約受け付けが27日、携帯大手3社で始まった。先月発売の「8」「8プラス」を買い控えたファンもいるとみられる中、調達不足が危惧され、来月3日の発売日に在庫が不足することも懸念される。
各社の端末代金と通信料の合計の月額負担を比較すると、24回払いで通話が5分、データ通信量5ギガバイトで他社からの乗り換えの場合、NTTドコモは1万413円、KDDI(au)は9835円、ソフトバンクは9810円となる。ただ、各社とも独自のプランや割引を用意しており、どの社が最安値になるかは使用形態などによって変わる。
ドコモはX発売に合わせ、購入から13カ月目に機種変更した場合、最大6万円分がポイント還元されるキャンペーンを導入。家族で2台以上購入すると適用される割引などもある。
auは顧客が利用したデータ量に応じて月々の料金が変動する「ピタットプラン」と、48回払いで2年後に機種変更すると端末代金の残額支払いが不要になるプログラムを選ぶと、月額料金がおさえられる。
ソフトバンクも48回払いで2年後に機種変更することで端末代金の残額支払いが不要になるほか、家族4人以上で特定のプランに加入すると、50ギガバイトが5ギガバイトと同じ料金で利用できるようになる。