高島屋は25日、ロボットを取り扱う専門売り場を10月4日、新宿店(東京都渋谷区)にオープンすると発表した。実際に使い方などを体験してもらい、ロボットの購入者を増やす狙い。来年度には大阪店(大阪市中央区)にも同様の売り場を設置する。ロボット専門売り場は、百貨店業界で初めてという。
新宿店9階に約10平方メートルの常設売り場を設け、来年3月をめどに約20平方メートルに拡大する。会話ができるロボット「Sota(ソータ)」(価格15万6600円)や、衣類を自動で折り畳む「ランドロイド」(同199万8000円から)など、22種類のロボットを取り扱う。
10月4日から1週間は、期間限定でロボット体験会などのイベントも開催。年間3000万円の売り上げを目指す。高島屋の担当者は「どこで購入するのか分からなかった人や、使い方を体験したい人に来てほしい」と話した。