KDDIがショップのサービス向上 AI導入と制服刷新を発表

KDDIが公開したauショップの店員向け新制服
KDDIが公開したauショップの店員向け新制服【拡大】

 KDDI(au)は19日、auショップで顧客の利用実態にあった料金プランやサービスの提案につなげるため、ビッグデータや人工知能(AI)を活用する方針を明らかにした。

 ビッグデータを活用したショップ店員向けの顧客提案システム「auノート」は、今夏から全国のショップで導入を開始しており、今後はauノートにAIの導入も進める。顧客の過去のショップ相談や、年代や性別などの属性に基づく情報をAIが分析して、全国のショップのauノートで共有し、顧客への提案の精度向上につなげる。

 また、KDDIは同日、10月1日から全国のauショップ店員が着用する新制服を旗艦店「au SHINJUKU」(東京都新宿区)で報道陣向けに公開。KDDIの木村奈津子コンシューマエクスペリエンス推進部長は「ショップ店員にとって機能的で、お客さんには親しみやすさを持ってもらえることを目指した」と刷新の狙いを説明した。

 新制服は、男性向けがジャケットとカーディガンなど11アイテム、女性向けはジャケットやスカート、ベストなど14アイテムから組み合わせる。色はネービーを基調とし、auのイメージカラーのオレンジを際立たせている。男女とも、ファッションブランドのビームスが監修した。