【業界団体だより】回胴遊商中国・四国　地区研修会を開催

　パチスロ販売会社の全国組織である回胴式遊技機商業協同組合（回胴遊商、理事長・大饗裕記氏）の中国・四国支部（支部長・井上貴博氏）は８日、広島市南区のホテルグランヴィア広島で地区研修会を開催。６６人が出席するなか、研修会に先駆けて午前中には広島駅前周辺で清掃活動を実施した。

　当日、あいさつに立った大饗理事長は、来年２月１日に施行される規則改正に伴い、今後の業界運営について言及。大変厳しい状況であるが、持続可能な産業の成長に向け、各組合・団体はもとより、業界を挙げてさまざまな議論が行われていると報告。回胴遊商でも組合員の不安を払拭すべく、積極的に情報共有に努める姿勢を示した。

　また行政講話では、広島県警生活安全総務課の佐々木俊之課長補佐が登壇。不正改造遊技機の排除、闇スロ撲滅対策の推進と乳幼児の車内放置死亡事故の防止の３点を掲げ、これらの推進を強く要請した。特に、２件のうち１件が中国地方で発生した車内放置事故については、店舗による駐車場の巡回とは別に、回胴遊商組合員による巡回への取り組みのさらなる推進を訴えた。