楽天は24日までに、格安スマートフォン事業「楽天モバイル」で、顧客の選んだデータ通信容量を超えても通信速度が極端に落ちない新料金プラン「スーパーホーダイ」を発表した。9月1日から受け付けを始める。KDDI(au)など通信大手に値下げの動きが出ており、データ通信を使いやすくして対抗する。
基本料金は月2980円(税別)からで、高速通信が可能な容量2、6、14ギガバイトの3種類から選ぶ。特典を組み合わせると1年目は月1480円から利用できる。
各社のスマホは契約した容量を上回ると通信速度が大きく低下することが多いが、楽天の新プランは3種類いずれの容量を超えても、最大で毎秒1メガビットのデータ通信を無制限に使うことができ、動画を支障なく見られるとしている。
通信が込み合う正午~午後1時と、午後6~7時は毎秒1メガビットを確保できない。その他の時間帯でも通信環境や混雑状況により速度が落ちる恐れがあるという。