ディスカウント店大手のドンキホーテホールディングス(HD)の大原孝治社長は16日、現在グループで約370ある店舗数を2020年までに500まで増やす計画を発表した。17年6月期は8287億円だった連結売上高も1兆円まで増やす。同日、東京都内で開いた事業説明会で明らかにした。まずは18年6月までにドン・キホーテ、MEGA(メガ)ドン・キホーテなど30店舗以上の新規出店を目指す。米国やアジアなど海外への出店も積極的に行う。顔認証やセルフレジなど、人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)を活用した店舗のデジタル化も進め、来年中にモデル店舗を立ち上げる。