製薬大手4~6月期 武田除き3社が減益 減損や主力薬の特許切れで

製薬大手4社連結決算
製薬大手4社連結決算【拡大】

 製薬大手4社の平成29年4~6月期連結決算が2日、出そろった。主力薬の販売が好調だった武田薬品工業が大幅増益となったが、新薬開発方針の変更に伴って減損損失を計上したアステラス製薬や、主力薬の特許が切れた第一三共など3社は減益を余儀なくされた。

 武田は、潰瘍性大腸炎治療薬「エンティビオ」の販売が世界的に好調。試薬子会社の和光純薬工業の売却益もあり、最終利益を大きく押し上げた。

 一方、アステラスが海外での子会社買収、エーザイがアルツハイマー病領域での研究開発投資の積極化と、両社は新薬開発に向けた投資が急増し、収益面での負担となった。

 第一三共は、特許が切れて独占販売期間が終了した高血圧症治療薬「オルメサルタン」の売上高が228億円減少した。

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