“ゴーン流”奏功、日産・ルノー連合が一気に頂点 1~6月世界販売 三菱自が貢献 (2/2ページ)

三菱自動車の会長に就任が決まった日産自動車のカルロス・ゴーン社長(左)と握手する三菱自動車の益子修社長(肩書は当時)=2016年10月20日、東京都港区
三菱自動車の会長に就任が決まった日産自動車のカルロス・ゴーン社長(左)と握手する三菱自動車の益子修社長(肩書は当時)=2016年10月20日、東京都港区【拡大】

 その言葉通りに三菱自の17年上半期の世界販売台数は2.4%増の49万台と伸びて、日産・ルノー連合の世界首位に大きく貢献した。

 一気に頂点まで上り詰めたゴーン氏が目指すのは「持続成長」。その基点は台数で、数量が増えるほど部品の共同調達拡大などでコストを削れ、利益を伸ばせるからだ。成長には台数増が不可欠だが、思惑通りに伸ばせるかは予断を許さない。ライバルのトヨタは最主力の北米のテコ入れを急ぎ、VWも電気自動車の強化を加速するなど反転攻勢体制を整えており、油断すれば、すぐに順位が変わる厳しい競争環境が続く。(今井裕治)

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