ヤフーとソニー不動産は20日から、個人間の中古マンション取引支援サービス「おうちダイレクト」の対象地域として東京、埼玉、千葉の3都県の郊外9市を追加する。中古マンション売買が活発な市を加えることで、サービス利用の促進を図る考えだ。
新たに追加するのは、都内では武蔵野、三鷹、調布、狛江の4市。埼玉県は川口、蕨、戸田の3市。千葉県は浦安、市川の2市。これらの市は、郊外の家族向けマンションが多く、中古マンション売買も活発。ヤフーとソニー不動産が提供しているシステムで、物件の推定価格を調べるためにサービス登録しているマンション所有者も多いという。
おうちダイレクトは、中古マンション所有者が自分で値付けをして個人間で取引をするサービスで、2015年11月に東京都千代田区など都心の6区で開始。昨年6月には横浜市と川崎市も対象に加えていた。