米ハリウッドから日本の二輪車メーカーに朗報が舞い込んだ。俳優のトム・クルーズさん(54)を大スターの座に押し上げた映画「トップガン」(1986年公開)の続編が作られることが明らかになったのだ。米海軍戦闘機兵器学校を舞台にパイロットたちの青春群像を描き、迫力ある航空アクションが話題になった作品だが、主演のクルーズさんが劇中で愛用していた川崎重工業の二輪車ブランド「カワサキ」の「Ninja(ニンジャ)」も大ヒットした。あれから30年余り。「トップガン」の復活は、縮小する日本国内の二輪車市場を活性化させるか。
あのマーベリックが帰ってくる!
今年5月24日に放送されたオーストラリアのテレビ番組「サンライズ」。主演する最新作「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」(日本公開7月28日)のプロモーションのため出演したクルーズさんは「トップガン」の続編が作られることを認めた。
「本当だ。おそらく来年撮影を開始する」
さわやかに白い歯を見せ、そう語ったクルーズさんを見て、多くのファンの頭の中でケニー・ロギンスさん(69)が歌う「トップガン」のテーマ曲「デンジャーゾーン」が鳴り響いたに違いない。
そして、クルーズさんが演じた青年パイロット、マーベリックが「ニンジャ」に乗って疾走する姿を思い出したはずだ。