2017.6.24 05:00
大遊協の通常総代会であいさつする平川容志理事長。引き続き地域共生に根差した組合活動を推進【拡大】
大阪府遊技業協同組合(大遊協、理事長・平川容志氏)は8日、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪で第57期通常総代会を開催した。
冒頭、大阪府警察本部から池田宏生活安全部長が来場。あいさつで池田生活安全部長は、地域安全運動での大遊協の「ひったくり撲滅キャンペーン」、各種の防犯広報・啓発活動に謝意を述べ、さらに青色防犯パトロールカーの寄贈、熊本地震発生における復興支援など、精力的な社会貢献活動を高く評価した。また、ぱちんこ営業の健全化については「IR推進法案が国会で審議された際にも、ぱちんこののめり込みは社会問題として定義されるなど、依然として国民から厳しい視線を向けられている」と指摘。リカバリーサポート・ネットワークの運用、店舗における対応ガイドラインおよび運用マニュアルに沿った取り組み推進など、実効性を重視した対策の強化を要請した。
なお、任期満了に伴う役員の改選では、現理事長の平川氏が再選。厳しい業況を振り返りつつ「全身全霊を傾け、あらゆる課題に積極的に取り組んで参りたい」と、あいさつした。