それでも通ってしまうけど… 急速に店舗を増やす「やよい軒」の唯一の欠点 (1/5ページ)

2017.6.12 06:25


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 木村和久の「プロオヤジ宣言」。第4回のテーマは「定食屋」です。老舗の大戸屋が「お家騒動」で揺れるなかで、新興のやよい軒が急速に店舗数を増やしています。木村さんもやよい軒によく立ち寄るそうですが、都内某店にはある課題があるといいます--。

 「外食で内食」という原点回帰

 おやじの生活必須アイテム、定食屋のお話です。もともと戦後、白いゴハンに味噌汁、おかず数品を食べさせる定食屋は、どこにでもありました。阿佐田哲也原作の映画「麻雀放浪記」(1984年)には、徹マン明けの坊や哲とドサ健が、闇市の定食屋で、銀シャリを食べるシーンが出てきます。昭和30年代までは、日常の風景だったのです。焼け跡バラックの定食屋から、街の中へ進出して発展したのが「食堂」です。これは蕎麦屋を兼ねていたり、ラーメンが出たり、かつ丼やハンバーグ定食もある、当時のファミレス的存在でした。

 1980年代後半、喜多方ラーメンがブームになり始めのとき、現地へ赴きました。ラーメン専門店もありましたが、地元で愛されている食堂として、喜多方ラーメンも出すし、定食類や丼物も出す形態が多かったのです。喜多方ラーメンを一躍全国区にしたのは、連日団体客が大型バスでやってくる伝説の店、「まこと食堂」(福島県喜多方市)です。今はわかりませんが、当時は多彩なメニューがありました。多分日本一クラス、有名な食堂じゃないですか。

大戸屋の歴史は古く1958年のオープン

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