競争激化するコンビニ惣菜、今度は「焼き鳥戦争」 ファミマ新商品は2億本売れるか (1/3ページ)

2017.6.11 13:06

新商品の「焼き鳥」と看板商品の「ファミチキ」を積極的に売り出す。左はファミリーマートの澤田貴司社長、右は新キャラクターの「ファミチキ先輩」
新商品の「焼き鳥」と看板商品の「ファミチキ」を積極的に売り出す。左はファミリーマートの澤田貴司社長、右は新キャラクターの「ファミチキ先輩」【拡大】

  • 「ファミ横商店街」
  • 中食市場は成長中
  • ファミリーマートの新たなマーケティング戦略

 ファミリーマートが、新商品の「焼き鳥」と看板商品の「ファミチキ」を積極的に売り出す施策を発表。背景にあるのは中食市場の成長。コンビニ各社の激しい商品開発競争の中、焼き鳥も新たな戦場となるか。[青柳美帆子,ITmedia]

 ファミリーマートは6月5日、レジ横のホットスナック売り場を強化し、新商品の「焼き鳥」と看板商品の「ファミチキ」を積極的に売り出す施策を発表した。さらにCMやキャンペーンの方針も変更し、ファミリーマートのブランド力向上を狙う。伸びる中食市場を背景に過熱しているコンビニの総菜戦争。焼き鳥を巡る戦いも激化しそうだ。

レジ横に「商店街」中食市場を狙う“焼き鳥戦争”

 これまでファミリーマートはPB(プライベートブランド)について、全体的に底上げを図る戦略をとってきた。だが今後は、年間億単位で売れるような「SランクPB商品」を作り、その商品を中心にテレビCMを投入し徹底訴求する集中型に転換する。

 まずSランク商品として押し出すのは、看板商品の「ファミチキ」と、サークルKサンクス(CKS)で好調だった「焼き鳥」だ。ファミチキは新たなフレーバーを投入、焼き鳥はCKSの商品と大きさはそのままで、味などをリニューアルしている。これらの総菜商品を、レジ横の「ファミ横商店街」と称した大型のケース内で展開する。

コンビニ各社がヒット商品を持つ“激戦区”

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