2017.6.10 05:00
PCSAの新代表理事に就任した加藤英則氏。6年ぶり3度目の就任となる【拡大】
パチンコ・チェーンストア協会(PCSA、代表理事・金本朝樹氏)は5月26日、東京都千代田区のTKPガーデンシティ・プレミアム神保町で第16期定時社員総会を開催。任期満了に伴う役員改選では、加藤英則氏を代表理事に選任した。
就任あいさつで加藤新代表理事は同団体がホール経営者の集まりであることに触れ、「経営者の重要な使命の一つは、社会の理解やファン支持を背景に収益を上げて企業を存続させていくこと」と指摘。「参加人口が少なくなり、経費は上がり、収益は半減している。こうした状態を少しでも改善し、持続可能な産業として成長を遂げる仕組みづくりに取り組んでまいりたい」と強調した。なお、同氏の代表選出は6年ぶり3度目となる。
当日は警察庁生活安全局保安課の津村優介課長補佐が来場。「パチンコはわが国の代表的な娯楽産業として親しまれている」とし、その認識にふさわしい取り組みの推進を要請した。
また総会後には第60回目PCSA経営勉強会を開催。日本遊技機工業組合の渡辺圭市技術担当理事による今後の遊技機についての講演などが行われた。