2017.6.10 05:00
4歳から69歳まで約100人が参加。約190キログラムのごみを回収した【拡大】
5月21日、東京都東村山市および東村山市教育委員会後援の下、パチンコホール企業の山水(東京都東村山市)とソーシャルスポーツイニシアチブ(東京都渋谷区、2016年日本スポーツGOMI拾い連盟から改名)が「第10回スポーツGOMI拾い東村山大会」を開催した。
運営を手掛けた山水は、東村山市を中心に「パチンコ大学」の屋号で店舗を展開。CSR活動の一環として2012年10月から同イベントを企画・実施し、今回で区切りとなる10度目を迎える。
「スポーツGOMI拾い」とは、ごみ拾いにスポーツのエッセンスを加え、社会奉仕活動を「競技」へと変換させた日本発祥のスポーツ。基本5人1組のチームが、定められたエリア内で制限時間内にごみを拾い、その質と量をポイントで競い合う。
山水では定期的に地域の清掃活動を実施していたが、この「スポーツGOMI拾い」を知り、大会の開催を通じてエリアの人々における地域清掃への着手姿勢を高め、皆できれいな街づくりを推進できる契機とした。
今回は、常連の桜華女学院中学校・日体桜華高等学校から3チーム12人が参加したほか、地元の郵便局から6チーム33人、「八坂バレーボールチーム」から3チーム14人が参加。加えて、久米川商店会や地元の飲食店など、エリアの活性化に取り組む人々がチームを作り、大会を盛り上げた。
当日は、木原誠二衆議院議員の秘書を務める西村賢二氏、東村山市の渡部尚市長、市議会議員の土方桂氏らが来賓に訪れるなか、西武新宿線「久米川駅」周辺エリアを対象にスポーツGOMI拾いを実施。4歳から69歳まで19チーム108人が、5月ながら最高気温30度を超える天候の下で汗を流し、過去最高となる約190.27キログラムのごみを回収した。