調査会社のMM総研が8日発表した2016年度のインターネット光回線の加入件数調査によると、光回線の卸販売による携帯電話などとのセット販売「光コラボ」の光回線契約全体に占める割合は、前年度比13ポイント増の29.8%だった。20年度には51.8%と過半数に達する見通しだ。
光コラボの中でも、総務省が過度な割引が行われていないか調査する方針を示している、NTTドコモとソフトバンクのシェアは7割近くまで拡大した。この影響などにより、KDDIの光回線契約全体に占めるシェアは前年度比0.2ポイント減の13.3%に低下した。