パナ、家電「高級化」で営業益12%増へ 「低利益体質」脱却に向け成長投資拡大 (1/2ページ)

2017.5.31 06:04

パナソニックが発売する有機ELテレビの主力モデル=10日、大阪市
パナソニックが発売する有機ELテレビの主力モデル=10日、大阪市【拡大】

 パナソニックは30日、東京都内で2017年度の事業方針説明会を開き、低利益体質からの脱却に向け、成長分野への投資を拡大する方針を示した。

 家電が中心の社内分社「アプライアンス」は製品の高級化を進めることなどで、営業利益を前期比12%増とする目標を掲げた。

 家電では、次世代パネル「有機EL」などを使って国内で発売するテレビを高画質化したり、デザイン性を高めたりする取り組みを進める。業務用ではスーパーマーケット向けの冷蔵庫など、成長が見込める分野の販売体制や投資を強化する。

 アプライアンスの本間哲朗社長は「収益性や成長性で、業界水準に比べてまだ見劣りがする。成長事業に重点的に投資していく」と説明した。

 住宅や介護などを手掛ける社内分社「エコソリューションズ」も12%の営業増益を計画。介護事業の拡大路線を修正する一方で、国内の住宅リフォームや米国での太陽光発電事業を拡大する。

異例の古巣復帰、樋口社長が意欲

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。