ソニーの平井一夫社長が23日、経営方針説明会で述べた主な発言は以下の通り。
■5000億円以上の連結営業利益目標「大きな挑戦だ。今期は重要な年だが通過点にすぎず、持続的に発展していきたい」
■コンシューマーエレクトロニクスの再生「苦戦していた数年前は、産業そのものの将来性に懐疑的な見方もあったが、『イノベーションはまだあり、一歩も引かない』と言い続け、規模を追わず、『違い』を追求してきた」
■収益貢献の鍵「コンシューマーエレクトロニクスの安定収益に加え、ゲーム&ネットワークサービスの収益拡大、モバイル系イメージセンサーの復活、音楽、金融分野の継続的な高い収益貢献が鍵となる」
■プレイステーション(PS)「好調に推移し、PS4 Pro、PSVRの導入にも成功した。今期、PS4は1800万台の販売を予定し、今年度末に累計販売7800万台を実現する見通しだ」
■新市場の創出「VR(仮想現実)にグループ一丸で取り組んでいる。ソニーのカメラ、撮影技術、コンテンツ制作力、豊富なエンターテインメント資産などをフルに生かせる領域だ」