ドコモとソフトバンク、ドローン活用新展開 浮遊ディスプレー実用化 「新たな情報基盤に」 (1/3ページ)

地球儀の映像を映しながら浮遊する「ドローンディスプレイ」=4月19日、東京都足立区
地球儀の映像を映しながら浮遊する「ドローンディスプレイ」=4月19日、東京都足立区【拡大】

 携帯大手各社による小型無人機「ドローン」の活用が新展開を見せ始めた。これまでは、モノの運搬や、搭載したカメラを使った点検などが主な活用法だったが、NTTドコモやソフトバンクは、映像を表示させながら浮遊するディスプレーとしての活用を実用化させる。世界初の「ドローンディスプレイ」を開発したNTTドコモの担当者は「自分の分身を映したドローンが飛んで行ってコミュニケーションするサービスなど、新しいビジネスにつながる」と話している。

 LED枠を高速回転

 ドコモの「ドローンディスプレイ」は、ドローンの周囲に配置した半円状の8本のLED(発光ダイオード)の枠を高速で回転させることで、LEDの残像による地球などの球状の映像を表示させる仕組み。ドローンを飛ばせば、空中に映像を表示させることもできる。

 LEDの枠は、ドローンの4つの羽根を回転させるのとは別のモーターを使って回転させているが、LEDの枠を回転させると飛行するドローンのバランスが崩れるため、2つの羽根も別に備えている。

将来的にはディズニーランドでも

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