ソニーモバイルコミュニケーションズは20日、スマートフォンやタブレットの画面のように、指で触れて操作できるスクリーンを壁や机に投写する世界初の家庭用ポータブルプロジェクター「エクスペリア・タッチ」(税別想定価格、15万円前後)を6月24日に発売すると発表した。スクリーン操作を通じ、室内で家族や友人が一緒にゲームや音楽演奏などを楽しめる。日常の生活空間の中で新しいコミュニケーションを生み出す画期的な商品として売り出す。
エクスペリア・タッチは米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」を搭載。携帯端末向けアプリストア「グーグルプレイ」からお好みのアプリをダウンロードし、ゲームや動画鑑賞が楽しめる。
スクリーンは23~80インチの大きさで投写でき、人間が触れる位置を赤外線とイメージセンサーが検知。スクリーン上で絵を描いたり、写し出されたピアノの鍵盤を触って演奏したりすることもできる。遠く離れた家族と大画面でビデオ通話することも可能だ。