スズキ、燃料電池バイクで国内初の公道走行 2019年まで実証実験

2017.3.21 18:46

スズキの燃料電池二輪車「バーグマンフューエルセル」
スズキの燃料電池二輪車「バーグマンフューエルセル」【拡大】

 スズキは21日、走行中に二酸化炭素(CO2)を排出しない燃料電池(FC)二輪車「バーグマン フューエルセル」の公道走行を始めたと発表した。国土交通省によると、FC二輪車の公道走行は試作車を除き国内で初めて。2019年3月まで通勤時の使い勝手などを実証し、環境対応車として市販の可能性を探る。

 FC二輪車は水素と酸素の化学反応などで発生する電気を使い、モーターを駆動する。スズキは市販スクーター「バーグマン200」の車体に700気圧の燃料タンクを載せ、1回充填すれば時速60キロで最長120キロ走ることを可能にした。

 国交省は昨年2月に道路運送車両法にFC二輪車の保安基準を追加して施行。スズキは昨年8月にFC二輪車の量産態勢を保証する「型式認定」を取得し、社内や契約企業で今月からナンバープレートを受けた18台を使用している。

 

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。