2017.3.18 05:00
警察庁生活安全局保安課は13日、2016年の風俗営業関連概況を示した「風俗環境の現状と風俗関係事犯の取締り状況等について」を発表した。それによると、昨年末時点のパチンコホール軒数は1万986軒、遊技機452万5253台。とも減少傾向を見せたが、1店舗当たりの設置台数は、411.9台と店舗の大型化が続いていることがわかる。
遊技場営業では、ぱちんこ等営業(4号・まあじゃん営業、ぱちんこ営業、その他)に関して、同許可数は2万268件と、前年より780件(3.7%)の減少。ぱちんこ営業の許可数は、ぱちんこ遊技機設置店9991件、回胴式遊技機等設置店995件の計1万986件で、前年より328件減少した。
ぱちんこ遊技機などの備付台数等の推移では、ぱちんこ遊技機の備付台数が283万3133台と、前年比8万5258台の減少。一方、回胴式遊技機の備付台数は1691万1876台と同3万314台増加した。スマートボール等244台を含む総備付台数は452万5253台となり、前年より5万4944台(1.2%)減少。1店舗当たりの備付台数は、411.9台と前年より6.9台増えた。
また、ぱちんこ遊技機等備付台数別の営業所数の推移を見ると、500台以下の営業所が減少し、501台以上の営業所が増加。ぱちんこ遊技機等備付台数別の営業所の構成比は、昨年末時点で300台以下が37.6%と前年より1.4%減少し、501台以上が26.1%と前年より1.2%増加した。なお、風俗営業者等に対する行政処分の状況において、4号のぱちんこ屋等(まあじゃん・ぱちんこ・その他)の行政処分件数は、871件と前年より66件の減少となった。(ニュース提供・LOGOS×娯楽産業)