どうなる東芝…WH売却先、韓国公社が浮上 米政府が容認する可能性も (1/2ページ)

2017.3.10 06:39

東芝本社ビル=17日午後、東京都港区(本社チャーターヘリから、桐原正道撮影)
東芝本社ビル=17日午後、東京都港区(本社チャーターヘリから、桐原正道撮影)【拡大】

 巨額損失の原因となった東芝の米原発子会社、ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)の売却先に、韓国電力公社(KEPCO)が浮上している。東芝にとっては、売却で今後の損失リスクから解放されるメリットがあり、海外進出を加速したいKEPCO側も関心を示しているもようだ。現時点で交渉入りはしていないとみられるが、展開次第では一気に話が進む可能性もありそうだ。

 英フィナンシャル・タイムズは5日(現地時間)、東芝がWHをKEPCOに売却する可能性があると報じた。韓国の朝鮮日報は、6日付の記事でその内容を紹介した上、「正式な提案は来ていないが、内部で検討しているのは事実」とのKEPCO関係者のコメントを伝えた。

 世界の原発市場は、東芝-WHと三菱重工業-仏アレバ、日立製作所-米ゼネラル・エレクトリック(GE)の3陣営が主導してきた。一方、台頭しつつあるのが中国やロシアなどの新興勢力だ。韓国もその一つで、KEPCOや子会社の韓国水力・原子力会社(KHNP)、斗山重工業が一体となって輸出を推進している。

中国やロシアと違い、米政府が容認する可能性も

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