東芝の子会社に原子力発電所を発注した米南部サウスカロライナ州の電力会社スキャナのケビン・マーシュ最高経営責任者(CEO)は16日、電話会見し、完成時期が遅れると連絡を受けたことを明らかにし「東芝の財務状況と再建策を注視している」と述べた。スキャナは東芝の原発子会社ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)に2基の原発建設を発注したが、東芝の経営危機に伴って先行きに不透明感が出ている。
マーシュ氏は「WHからは原発は完成させると連絡があった」と説明。WHからは2019年8月と20年8月を予定していた運転開始時期がそれぞれ20年の4月と12月にずれ込むとの報告があったとした。東芝はWHを資金面で支えることを再確認したとも述べた。(ワシントン 共同)