2017.1.16 23:31
宮崎交通の路線バス車内に設けられた、ヤマト運輸の保冷専用設備=16日、宮崎県西米良村【拡大】
宅配大手のヤマト運輸と宮崎交通(宮崎市)は16日、冷蔵したまま荷物を運べるよう改造した路線バスの運用を宮崎県西都市-西米良村で始めたと発表した。ヤマト運輸によると、路線バスが同じ乗り物で乗客と荷物を運ぶ「貨客混載」で、保冷専用の設備を設けたのは全国初という。ヤマト運輸は山間地での配送を効率化でき、宮崎交通はヤマトから輸送料が得られ、路線の採算性向上につながる利点がある。