ミャンマージャポンがショールーム開設 日本の車・家電、アニメ紹介

ミャンマー・ヤンゴンの中心街にある「サクラタワー」
ミャンマー・ヤンゴンの中心街にある「サクラタワー」【拡大】

 ミャンマーの最大都市ヤンゴンで、日本に関係する情報誌を発行しているミャンマージャポンは、ヤンゴンの中心街にある商業ビル「サクラタワー」の1階にショールーム「The JAPAN BRAND」を開設した。同ショールームでは、今後1年間にわたり、日本の自動車や家電、電子機器、アニメなどを紹介する。

 同時に、ミャンマー最大の民間テレビ局である「MNTV」と「SKYNET」で日本を紹介する5分間番組を毎週6本放映する予定だ。また、SNS(会員制交流サイト)のフェイスブックを活用し、テレビ番組と連動したイベントやロケ予告などの情報を発信するなど、ミャンマーにおける“日本ブランド”の訴求を加速する。

 ミャンマーは人口約5148万人、平均年齢27.9歳(いずれも2015年5月29日発表)で、将来さらなる消費者人口の増加が見込まれている。しかし、現在は韓国のメディア戦略がミャンマー国内に行きわたり、韓国製品に対する人気が高いという。

 今回同社は、こうした状況の中でショールームも含めたメディアミックスを使い、日本の製品やサービス、文化などを紹介することによって、“日本”の認知度向上を図る考えだ。