分譲新ブランド第1弾
スターツデベロップメントは、分譲住宅の上位ブランド「QUWON(クオン)」を導入した。第1弾として1月から分譲マンション「QUWON新浦安」(千葉県浦安市)を着工。今後も、東京の都心部や郊外でも立地条件が良いエリアで同シリーズを展開していく。
スターツコーポレーショングループは、1969年の創業以来、分譲事業を展開しており、現在は、スターツデベロップメントが担当している。これまで戸建て住宅に「クラシード」、マンションに「アルファグランデ」、タウンハウスには「アルファヴィエント」というブランド名を付けて事業を展開してきた。しかし最近は、駅前・駅近エリアなどでのプロジェクトが増えてきたため、新しいブランドを導入した。
「時を超える価値を提供したい」という思いを込め、「久遠=QUWON」と名付けた。また、「悠然、静寂、安定、成熟、ゆとり、温故知新」といったキーワードとともに、永く愛着を持って住み続けられる街と住まいを目指す。
同グループは、JR新浦安駅からの徒歩圏では最後となる大型開発用地(約5万1900平方メートル)で、「タイムレスタウン新浦安」という複合開発プロジェクトを進めている。具体的には、グループ会社が運営する認可保育園や介護付き有料老人ホーム、周辺住民にも開放される公園や健康を維持するための遊歩道などを設ける。アート作品も順次設置していく。一方、新浦安地区では、2011年の東日本大震災の際に大規模な液状化現象が発生した点を考慮。外周部を含めて高度な液状化対策を行っている。