2016.12.3 05:00
遊技機販売商社などを組合員に組織する商業協同組合(全国に8組合)を会員とした全国遊技機商業協同組合連合会(全商協、会長・中村昌勇氏)は11月13日、東京都港区虎ノ門のニッショーホールで開催されたNPO法人児童虐待防止全国ネットワーク(理事長・吉田恒雄氏)主催の「第14回 子どもの虐待死を悼み命を讃える市民集会」に参加した。
全商協は、児童虐待を防止する「オレンジリボン運動」に賛同。当日は中村会長をはじめ、社会貢献委員会のメンバーなど58人の関係者が集会に臨んだ。
約5年前から全商協会長が理事長を務める東日本遊技機商業協同組合(東遊商)が同運動に参加してきたが、児童虐待が深刻化し、事件も後を絶たない社会事情から、全商協として所属組織に呼びかけ、広く運動を支援していこうとの趣旨で今回の参加となった。
「第14回 子どもの虐待死を悼み命を讃える市民集会」では冒頭、主催者を代表して児童虐待防止全国ネットワークの吉田理事長があいさつ。集会に参加した人々に謝意を述べた後、「虐待死という悲劇が一日も早く無くなるよう願っている市民の方々と一緒に子供の冥福を祈り、虐待のない社会の実現を目指し毎年、この集会を開催してきた」と活動の経緯を説明。今年は全国に約18万枚のオレンジマスクを配布し、『189』(いち早く)の通報番号を広めるとともに、虐待の予防から自立までの切れ目ない支援の充実に取り組んでいる旨、報告した。