パナソニックは自社製の発光ダイオード(LED)電球に対する5年間の品質保証制度を、12月1日から始める。点灯しないといった不具合が期間中に生じれば、無償で新品と交換する。LED電球は比較的高価だが省エネ性に優れており、長期保証でお得感をPRしたい考えだ。
購入日は、レシートや製品の保証書で確認できる。ない場合は、製品に刻印された番号から分かる製造年月を使う。交換はこれまでに購入した製品も対象で、販売店やパナソニックの専用窓口で受け付ける。
LED電球の寿命は一般的に4万時間程度で、同社によると一般家庭の場合、10年は使用できる。従来の白熱電球などからの置き換えが徐々に進むが「性能だけでは競合メーカーと明確に差をつけるのが難しい」(担当者)ため、長期保証の導入に踏み切った。