【遊技産業の視点 Weekly View】 (1/2ページ)

2016.11.12 05:00


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 □ぱちんこジャーナリスト、LOGOSインテリジェンスパートナー・POKKA吉田

 ■「楽じゃない」パチンコを続ける理由

 ぱちんこは楽じゃない。新台を遊技したければ開店前から並ぶ必要もあるし、勝率を上げたければ、出そうな遊技台を探す作業から始めなければならない。また、見つけてもただ打てばよいというものではなく、遊技のリズムに合わせて保留3個目で打ち出しを止めたりアタッカーの開放に合わせて打ち出しを止めたりして期待値を上げる必要がある。それでも確率の遊技だから負けることもある。

 パチプロと呼ばれる人たちが実際にいるが、彼らは「止め」のタイミングを最も効率良くコントロールしながらハンドルの打ち出しトルクまでコントロールする。いわゆる「ひねり打ち」というものだが、これによって本来は10個しか入賞しない大入賞口にそれ以上の玉を入賞させることができる。

 それでも確率の遊技だ。パチプロには「フヅキ」という言葉がある。これは「期待値で勝っているのに確率で負けた」状態を指す。要するに「ついてない」ことを意味するのだが、これはパチプロにはどうすることもできない。だからこそ、少しでも期待値を上げるための努力を彼らは惜しまないのだ。少々のフヅキなら勝ってしまう、くらいに努力している。

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