スマートフォン向け人気ゲーム「ポケモンGO」の仕様が変更されたことが8日、ゲームを運営するナイアンティック社への取材で分かった。ゲーム中に一定の速度以上で移動すると、アイテムを入手できる「ポケストップ」の操作をできないようにした。運転者がゲームをしながら起きた交通死亡事故を受け、愛知県警などが規制を求めていた。
同社によると、これまでは一定速度以上でポケモンが出現しないように設定されていたが、ポケストップでアイテムを入手できる状態だった。同社は「寄せられたさまざまな意見の中で対応した」と説明している。7日から世界一斉に変更された。
一定速度を超えても「私は運転者ではありません」という表示を押せば、操作を続けられる機能はあるが、車など乗り物を使った移動では実質的にプレーできなくなった。