ユニ・チャームが在宅勤務制度を導入 製造現場除く国内全社員が対象

2016.10.20 17:42

 ユニ・チャームは20日、製造現場を除く全社員を対象とした在宅勤務制度を来年1月に導入する、と発表した。働く時間や場所を社員の判断に任せることで、子育てなどとの両立を図るほか、効率的な働き方を促す。全社員が対象の在宅勤務制度は国内では珍しいという。

 新制度は、国内で働く約1200人の正社員に適用される。最大月4回、自宅だけでなく、図書館や喫茶店でも働ける。

 制度を利用する場合は、事前に上司と取り組む仕事の内容を取り決める。また、始業時と終業時に上司へ連絡し、翌日に成果を報告する。すでに10月からグローバルマーケティング本部で先行導入したという。

 このほか、退社から翌日の出社までの間隔を空ける「インターバル勤務制度」も導入する。22時以降の勤務を原則禁止し、勤務終了から翌日の勤務開始まで8時間以上の休息を義務化。10時間以上の休息を推奨する。これにより、社員の疲労蓄積を防ぐほか、無駄な残業や早朝勤務を排除し、生産性を高める。同社では、社員平均で現在、1カ月当たり23時間前後とみられる残業時間を、20時間以内に減らす考えだ。

 同社は10月1日付で、「働き方改革推進室」を新設したばかり。来年は、女性活用や生産性向上を重点テーマに、働き方改革を推進していく方針だ。

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。